トイプードル
Toy Poodle

基本データ

【犬種名】

トイプードル

【原産国】

フランス

【体高】

28cm以下

【体重】

3～4kg程度

【おもな毛色】

ブラック、ホワイト、ブラウン、シルバー、レッド、アプリコット、クリーム、他

【特徴】

近年はペットとして圧倒的な人気を誇るトイプードルですがその原点は大型犬サイズのスタンダードプードルで、泳ぎが得意な性質を活かし水鳥のレトリーブ（回収）を仕事として与えられていた猟犬でした。国内で登録されているプードルのほとんどはこの『トイプードル』で、それよりもやや大きめな『ミニチュアプードル』、それよりもさらに大きめな『ミディアムプードル』、大型犬サイズで一番大きな『スタンダードプードル』の4タイプが存在し、それぞれ別犬種として分類されています。

かつてプードルの毛色と言えばブラックかホワイトがほとんどでしたが、最近はテディーカットの人気からレッドやアプリコット（赤茶系）がダントツ人気となりました。もともと活動的なプードルですが、ブラックやホワイトよりもレッドやアプリコット（赤茶系）の方がより活動的な気質の子が多いという説もあるようです。また、猟犬としての性質が影響しているのか、数ある犬種の中でも比較的賢いと言われています。

普段のお手入れはブラッシング。毛玉ができ易いので毎日ブラッシングしてあげましょう。また、プードルの特徴である巻き毛はお手入れを怠るとだらしなく伸びた状態になってしまいますので、可愛らしい状態をキープするには定期的なトリミングが必要です。巻き毛のメリットは抜け毛が少ないことで、プードルは特に抜け毛が少ない犬種としても有名です。動物の抜け毛にアレルギーをお持ちの飼い主さんでもプードルだったら大丈夫かもしれません。

プードルの中では一番小さな種類のトイプードルですが、日本では標準サイズのトイプードルよりもさらに小さなトイプードルが『ティーカッププードル』や『タイニープードル』としてもてはやされる傾向があります。しかしながら、それらは正式な名称ではなく（分類上の犬種として認められておらず）、個体差により成犬時に小さく仕上がっただけに過ぎません。ティーカッププードルやタイニープードルと呼ばれるような極端に小さなトイプードルの子犬を迎える（飼う）ということは、子犬の時期にそれだけ危険を伴う可能性が高くなります。また、トイプードルに限らず小型犬はもともと膝が緩い子（膝蓋骨脱亜脱臼など）が多く、極端に小さな個体にはそういった部分にもさらに劣勢な要素を抱えている可能性が高くなることを認識しておくべきでしょう。

【おもな関連書籍】

子犬の出生情報・出産予定情報

現在、トイプードルの出生情報（出産予定情報）はございません

飼い主さんの声

たいへんご無沙汰しております。５年前にトイプードルのヨナをその翌年にトイプードルのユウくんを迎え入れました。７月にヨナさんは５歳に、今年の２月にユウくんは４歳になりましたよ。２匹共、とても健康でとても良い子たちです。ユウくんは服従試験や適正検査に合格し、１年程前から老人福祉施設へ月に１度訪問のボランティアをして活躍しています。実は以前、緒方さんにメールをした時に次はスタンダードプードルを飼いたいと書いたのですが・・・飼ってしまいました。今、１才８ヶ月の男の子。名前は「こお」と言います。と、いう訳でしてプードル３頭飼いです。トリミング代の節約に！と思いまして、トリミングの基礎を習いました。決してプロ並みの仕上がりではありませんが、今ではセルフトリミングで満足しています。犬が３匹もいたら結婚は無理と覚悟していたのですが、なんと！結婚が決まりました。今月、３匹の犬と共にお引越しです。近況とご報告と思ってメール致しました。