1. ひとり暮らし(共働き)で日中留守にしますが子犬を飼うことはできますか?
  2. 同じ犬種でも価格差が見られますがその理由は?
  3. 当初の価格よりも大幅に値下げされている子犬がいますが、欠点や疾患など何かワケありなのでは…?
  4. 子犬の健康状態と遺伝性疾患の有無についておしえてもらえますか?
  5. オスとメスはどちらが飼い易いですか?またその違いは?
  6. 毛が抜けないのはどの犬種ですか?
  7. この子犬の体重は将来何kgになりますか?
  8. この子犬の両親犬の体重は何kgですか?
  9. この子犬はどんな性格ですか?
  10. 犬種が〇〇で〇〇色の子犬を探しているので、条件に見合う子犬が生まれたらおしえてもらえますか?
  11. 子犬を予約したいのですが、どうすればいいでしょうか?
  12. 子犬を見学したいのですが、どうすればいいでしょうか?また、親犬を見ることはできますか?
  13. 遠方に住んでいるため見学に行けません。見学せずに購入出来ますか?
  14. ○○県に住んでいます。近隣のブリーダーさんの子犬を紹介してもらえますか?
  15. 表示されている価格以外に必要な費用はありますか?
  16. カード決済やスマホ決済による支払いは可能ですか?
  17. 予約後のキャンセルはできますか?
  18. ワクチンは接種済みですか?
  19. 子犬の受け取り方法は?家まで届けてもらえますか?
  20. 子犬の空輸って大丈夫ですか?受け取り方法は?
  21. 車で子犬を受け取りに行きたいのですが大丈夫ですか?
  22. 血統書は付いていますか?
  23. 万が一子犬が亡くなってしまった場合などの対応は?
  24. 子犬を迎えた後、しつけや飼育の相談はできますか?

Q1. ひとり暮らし(共働き)で日中留守にしますが子犬を飼うことはできますか?

A1. 結論から申しますと、勤務時間が不規則で会社に泊まるようなことがあったり、よほど不規則な生活サイクルでなければ飼育は可能です。

最低限の必要条件としましては、1日2回の食事を与えられること、室内飼育の場合は室温を快適な状態に保てることです。食事の回数はほとんどのブリーダーさんが1日2~3回に調整済みの状態でお引き渡ししておりますので、これらの点をクリアして頂ければ子犬をお迎え頂いても大丈夫です。

日中留守にされる飼い主さんは、子犬を迎え入れる際に特別なこと(何日もの連休を取るなど)はせず、普段の生活サイクルのまま子犬を迎え入れるようにしましょう。普段と違った環境で子犬を迎え入れてしまうと、せっかく今までの(ブリーダー宅の)生活サイクルから新しい飼い主さん宅の生活サイクルに慣れつつあるところで再び環境が変わってしまいますので、本来なら一度だけで済む環境変化によるストレスを二度与えることになってしまうのです。

よく「ずっと子犬に付きっきりでなければダメですか?」といったご質問を頂きますが、その必要はまったくありません。飼い主さんが付きっきりでは子犬が喜んで遊びたがってしまうため、子犬が落ち着いて休めるようにひとりでゆっくり過ごすための時間を与える(=留守番させる)くらいの方が理想的です。また、留守番をさせるなどメリハリのある生活サイクルはしつけの面においてもプラスの要素となります。

参考までに日中留守にすることによって考えられるデメリットを挙げますと、留守中に排泄物の処理(掃除)ができない点でしょうね…。成犬になれば排泄回数が減りますので掃除はラクになりますが、子犬の時期はある程度覚悟をしておかなければなりません。

その他に気持ちの面で必要なことは、その犬種の特性をじゅうぶん理解されていること、ご家族全員が現在の生活環境下での飼育に賛成されていること、一生涯責任を持って面倒をみてあげる覚悟ができていることです。(当然のことですが…)

これらの条件を満たしていればまず問題ないでしょうが、もし他に何かご心配な点がありましたらお気軽にご相談ください。

それでもやはり今の生活環境(飼育環境)では心配ということであれば、現状下での子犬の飼育は諦めるべきなのかもしれません。飼い主さんが不安な気持ちのまま子犬を迎えてしまうと子犬も自然にその気持ちを感じ取って不安感を抱いてしまい、本来楽しいはずの生活がお互い(飼い主さんと子犬)にとって負担と感じるようになってしまうのです。


Q2. 同じ犬種でも価格差が見られますがその理由は?

A2. まず第一の理由は性別と毛色の違いによるものです。室内飼育犬は男の子よりも女の子の方が割高で、屋外飼育犬はその逆のパターンが多くなります。また、人気毛色や希少毛色が割高となる傾向もあります。

次にブリーダーさんの価値観(考え方の違い)によっても価格設定が異なってきます。子犬に『定価』はありません。仮に別々のブリーダーさんのもとでほぼ同等質の子犬が生まれたとします。一方のブリーダーさんがその子に30万円の値を付けたのに、もう一方のブリーダーさんはその子に20万円の値を付けたというケースはそれぞれのブリーダーさんの価値観(考え方)の違いによるものです。

また、子犬は品質が均等化された工業製品とは違います。同じ兄妹犬でも犬質は様々ですが、すべてが同じ命という考え方から価格差を設けない場合もあれば、明らかに犬質の違いがハッキリしていることからあえて価格差を設ける場合もあります。また、親犬の血統の違いでも同様に価格差を設ける場合もあります。

それ以外の要素としては、流行や季節によって価格が変動する場合があります。価格変動の例としては、マスメディア等にある犬種が頻繁に登場することによってその犬種の人気(需要)が一時的に急上昇するようなケースや、ペットの需要が一時的に下がる時期(おもに夏場)にブリーダーさんが価格を通常よりも抑え目に設定するようなケースなどがあり、結果的にそれらが販売価格に影響してきます。


Q3. 当初の価格よりも大幅に値下げされている子犬がいますが、欠点や疾患など何かワケありなのでは…?

A3. 当初の価格よりも値下げしているケースの多くは月齢が経っているためです。子犬は日々成長しておりますので、早めに飼い主さんを探したいなどブリーダーさんの意向によっては値下げしてご紹介する場合があります。

ただし、どの時点(月齢)で価格を見直すかは各ブリーダーさんの考え方によって異なります。また、ある程度の月齢に達したすべての子犬が値下げ対象になるということではありません。成長に伴って犬質が良くなってきた場合は逆に値上げするケースもありますし、ブリーダーさんが跡取りとして残しても良いと考えている子犬は当初の価格設定のままというケースもあります。

なお、欠点などの特別な事情があって値下げしている場合は、コメント欄にその旨明記しております。価格変更の理由が特に明記されていない場合は単に月齢が経ってきたためとお考えください。


Q4. 子犬の健康状態と遺伝性疾患の有無についておしえてもらえますか?

A4. まず健康状態に関してですが、提携ブリーダーさんにはお引き渡し前の子犬に獣医師による健康チェックを行うことを推奨しております。おもなチェック内容は聴診、触診、検便といった簡易健康診断になりますが、もし心音や骨格に異常が見られた場合はお引き渡しを中止出来ることと、日常生活に支障がない程度の症状(傷、細菌、真菌、寄生虫など)が見られた場合であればお引き渡し時にお薬をお渡しするなどの対応が可能となります。もちろん生後2ヶ月齢前後という発育途中の時期ですので完璧な診断は不可能ですが、獣医師による事前のチェックによって重大な問題を抱えた子犬をお引き渡しすることを防げるのです。

遺伝性疾患に関しましては、無計画に繁殖が繰り返されているといった悪い噂も耳にしますのでご心配になられるのも無理はありませんが、すべてのブリーダーがそういったいい加減で無計画な繁殖を行っているわけではありませんのでくれぐれも誤解なさらないでください。また、当サイトの提携ブリーダーさんをはじめ、ほとんどの善良なブリーダーさんは何らかの重大な疾患がある生体を繁殖犬として使用し続けるなど常識外れなことをするような方はおりませんのでその点はご安心ください。

しかしながら、悪質な商業主義のブリーダー(ブリーダーとは呼びたくありませんが…)が存在するのも事実です。世間ではこういった輩のことを『パピーミル』、『繁殖屋』などと呼んでいます。実際にパピーミルと呼ばれる悪質な繁殖屋が繁殖犬として適切ではない成犬を使って繁殖を行うケースがあるのですが、生まれてくる子犬は意外と何の問題もない健康体であることが多いのです。(その疾患が親から子へ遺伝してダイレクトにそれが発症するような判り易いパターンはそれ程多くありません)

ただ、その健康体の子犬はそのマイナス遺伝子を確実に受け継いでいますので、成長過程で何らかの症状を発症したり、一生涯何も発症しなかったとしてもその子の子孫にはマイナス遺伝子を受け継がせる(隔世遺伝させる)ことになるのです。ほとんどのペットショップさんは仕入れた子犬を育てたブリーダーの素性や親犬を知らないので、仕入の時点で健康体である子犬はすべて『ショップの基準をクリアした子犬』になってしまうのです。

また、犬たちも私たち人間と同様に両親が何ら問題のない健康体であっても、軽度の疾患やアレルギー症状等を抱えた子が産まれるのは決して珍しいことではなく、稀なケースではありますが日常生活に支障を及ぼすレベルの疾患や障害を抱えた子が産まれることもあります。また、幼犬時にはそういった症状が見られなくても、成長過程で徐々に発症してくるといったケースが起こり得るという事実も知っておく必要があります。

純血犬種には『各犬種特有の罹り易い病気』があります。純血犬種は人間によってそれぞれの目的に応じて作り分けられてきたという経緯がありますので、その試行錯誤の過程で使われた個体の遺伝子が『各犬種特有の罹り易い病気』として受け継がれてきたのです。つまり、広い括りで言うと『各犬種特有の罹り易い病気』は遺伝そのものであり、すべての子犬は遺伝性疾患を発症する可能性が有り得るという点を知っておいて頂きたいと考えております。

もちろんそのマイナスの『遺伝』を排除すべくブリーディングを行うことがブリーダーの義務ではありますが、生き物であるがゆえ(特に純血犬種は)様々なケースが起こり得ることをご理解頂いた上で子犬をお迎え頂きたいと考えております。

※ あくまでも他の犬種と比較すると『その病気を発症する割合が高くなる』という意味合いであり、その犬種は『その病気を発症する可能性が高い』という意味合いではありません


Q5. オスとメスはどちらが飼い易いですか?またその違いは?

A5. 一般的に男の子よりも女の子の方が性格が温厚で飼い易いというイメージが浸透しつつあるようですが、果たして実態はどうなのでしょう?

一般的にはオスの方が積極性に長けている傾向にあるため、“オスの方が気性が荒い”というイメージで見られがちですが、実際のところ積極性と気性は別モノです。積極性はその子が本来持って生まれた個性による要素が大きく影響しているのに対し、気性は生活環境(飼育環境)による要素が大きく影響していると言えます。

すなわち、きちんとリーダーシップを発揮できる飼い主さんであれば性別の違いで飼い易さが変わることはありません。ただ、現実に目を向けると、日本の多くの飼い主さんはリーダーシップを発揮できず愛犬と対等な(友達のような)関係になったり、場合によっては愛犬よりも下位に見られていることが多く、愛犬のしつけに手こずっていることが多いようです。

こういった主従関係になってしまうと支配欲が強いオスの方が飼い主さんを自分よりも下(犬社会で言う群れのメンバー)に見る傾向が強くなります。仮にそうなってしまっても小型犬であれば何とかコントロール(制御)出来てしまうのですが、力が強い大型犬になると成人男性であっても結構大変なものです。そういった意味ではメスの方が比較的扱い易いと言えるのかもしれません。ただし、「メスの方が扱い易いんだな…」と油断して子犬と接していくと結果的に失敗を招いてしまいますのでくれぐれもご注意ください。

具体的に性別によるおもな違いを挙げますと、男の子はマーキング(あちこちにおしっこをして臭い付けをする行為)の習性があること、女の子は発情期(生理)があることです。

男の子のマーキングの習性は飼い主さんがリーダーとして認められていれば本来あり得ない行為です。犬はその群れの中で1匹だけがリーダーとなることが許され、群れのメンバーはマーキング行為を一切行いません。つまり飼い主さんがしっかりとリーダーシップを発揮できればマーキング行為などあり得ないのです。中には成犬になっても普段過ごしているお部屋の中に限っては女の子のようにしゃがんでおしっこをする男の子もいる程です。

女の子の発情期はおおよそ10日間ほど出血が続きますが、小型犬ならたいした量ではなく、自分で舐めて処理してしまうためそれ程気になることはないでしょう。いずれにしても年に1~2回のことですので特に気にする程のことではないでしょう。

現実として室内飼育犬(小型犬~中型犬)は女の子の方が人気(需要)があり、屋外飼育犬(大型犬)は男の子と女の子で人気の違いはあまり見られません。ただ、室内で飼育される飼い主さんが多いため、どちらかと言うと男の子よりも女の子の方が人気があるのは確かです。特に在庫を抱えるペットショップさんでは「女の子(男の子)よりも男の子(女の子)の方が飼い易いですよ」といったお店側に都合の良いセールストークで実際の相違点をしっかり説明せずに早く売りたい子(男の子や生後日数が経って大きくなった子)を勧めるところが多いようです。

あまり周りの情報に惑わされずにご自身が最初に希望した性別の子や第一印象で気に入った子をお選びになるのが一番というのが当店の答えです。


Q6. 毛が抜けないのはどの犬種ですか?

A6. アレルギー症状を持った愛犬家さんにとっては深刻な問題でしょうが、そういった方はできれば屋外飼育が可能な犬種をお選び頂ければと思います。そうは言っても住宅事情(集合住宅など)で屋外飼育が無理な方もいらっしゃるでしょう。犬も生き物なので抜け毛は避けられませんが、毛が抜けにくい犬種でしたらいくつかご紹介できます。

毛が抜けにくい条件としましては、『被毛がシングルコートであること』。本来、犬の被毛は防寒目的のアンダーコート(下毛)と防護目的のオーバーコート(上毛)で構成された”ダブルコート”ですが、アンダーコート(下毛)を持たない犬種の被毛を”シングルコート”と呼びます。代表的な犬種はプードル、ヨークシャーテリア、マルチーズ、パピヨンといったところです。

また、『剛毛質や巻き毛状であること』も毛が抜けにくい要素のひとつと言えます。代表的な犬種はシーズー、ウエストハイランドホワイトテリア、シュナウザーといったところです。ですので、『シングルコート』でなおかつ『剛毛質や巻き毛状』というふたつの要素を兼ね備えたプードルとヨークシャーテリアは抜け毛が少ない”最強”の犬種と言っていいかもしれませんね。

なお、『短毛種は抜け毛が少ない』といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるようですが、これは単なるイメージに過ぎません。例えばチワワにはスムースコート(短毛)とロングコート(長毛)の2種類が存在しますが、抜け毛の本数としてはどちらもほぼ同じです。ロングコートは抜け毛の量がかさばる(ボリュームが大きい)ため抜け毛が多いように感じますが、同じ犬種であればスムースコートもロングコートも抜け毛の本数はほぼ同じと考えてください。


Q7. この子犬の体重は将来何kgになりますか?

A7. 正直申しまして判りません…。成長後にどの程度の大きさに仕上がるかの判断材料は、現時点での身体つきや親犬のサイズくらいしかありません。従いまして「大きめ」「やや大きめ」「標準」「やや小さめ」「小さめ」といったレベルでのお答えが妥当なところでしょう。(人間の発育に置き換えてみればお解り頂けますよね)

よくある例として、他の子と比較して手足がガッシリしていたり長めだったりする子は大きく成長し易いと言われております。また、兄妹の数が多ければ小さめの子が揃っていたり、逆に少なければ(1~2匹の場合は)大きめの場合が多くなります。だからと言って、その時小さかった(大きかった)子がそのまま小さめに(大きめに)仕上がるということではありませんので、ひとつの参考例として覚えておくと良いでしょう。

なお、特定の犬種にこだわった(専門の)ブリーダーさんですと、系統がある程度確立されている場合が多いと言えます。そういったブリーダーさんでしたら、親犬・その他の成犬・過去に生まれた子供たちを見ることによって子犬の将来の(成長後の)姿を予想し易くなると言えるでしょう。ただし、お母さん犬は出産と子育てで心身ともに疲れて痩せていたり毛吹きが悪い場合もありますので、その点をご考慮頂いた上でご覧頂ければ幸いです。


Q8. この子犬の両親犬の体重は何kgですか?

A8. このように親犬の“体重”にこだわって質問をされる方は失礼ながら“犬”に関する知識をあまりお持ちでないように感じることが多々ございます…。

その理由は見た目(体長・体高)が同じようなサイズでも、骨量や筋肉量によって体重が異なる場合があるからです。特に小型犬の場合はそれが顕著に現れてきます。

そういった“体重”という具体的な数値だけでなく、「大きめ」・「標準」・「小さめ」といったサイズ感と「ガッシリ体型」・「細身体型」といった体格を併せてご判断頂くべきと考えております。

それよりも最も確実に親犬のサイズを知る方法はやはりご自身の目で実物をご確認されることです。「何よりも両親犬の姿を見て成長後のサイズ感をイメージしたい」というお客様は是非ともご見学をおすすめしておりますのでご遠慮なくブリーダーさんにお申し付けください。(父犬は別のブリーダーさんのもとにいる場合もありますのであらかじめご了承ください)

なお、子犬は両親犬よりも祖父母犬に似る(=隔世遺伝)場合も多々あります。子犬が成長時に両親犬とは似ていない容姿に仕上がるケースもございますので、その点もご理解頂いた上で両親犬をご覧頂ければと思います。


Q9. この子犬はどんな性格ですか?

A9. これは結構多く頂くご質問ですが、誠に恐れ入りますが正確なお答えができない場合がほとんどです。

まず子犬は生後3週齢を迎える頃から自らの意思で動くようになります。まだこの時期は動くと言ってもヨチヨチ歩き状態で、ようやく周りの兄妹犬を仲間として認識し始める時期です。当然この時期には個性の違いといったものは見られません。

生後4週齢を迎える頃には徐々に動きが活発となり、ようやく親兄妹以外の周囲のものや人間に対して興味を持ち始めます。ただし、まだどの子も個性の違いはほとんど見られません。

そして生後5週齢を迎える頃にようやく個性が表れはじめます。兄妹犬の中でおとなしい(控えめな)タイプか、やんちゃな(積極的な)タイプか、といった程度の違いでしたら見分けることができますが、この時点での個性はあくまでも兄妹犬の中でのものでまだまだ流動的です。

生後6週齢を過ぎるとその個性の違いにもさらに磨きがかかって(際立って)きますが、みなさんがイメージする性格とはまだまだ違いがあります。また、この頃の個性の違いはあくまでも兄妹犬と一緒にいる中でのものなので、他の兄妹犬たちからいつもちょっかいを出されてしまうようなおとなしいタイプの子が、新しい飼い主さんのお家へ行ってみると今までのおとなしさが嘘のようなやんちゃっ子になっていたということもあります。(もともとやんちゃな子は新しいお家へ行ってもそのままの場合が多いようですが…)

また、生後日数を問わずよくあるケースとしては、“激しく鳴いてうるさそうに見える子”が実はただ単にお腹が空いてアピールしているだけだったり、“おとなしくしている子”が実はただ単に眠くてじっとしているだけだったりと、そのタイミングによって違った印象に感じることもあります。

恐らくみなさんが知りたいと思われている「性格」というのは、「無駄吠えが多いか」、「従順な子か」、「しつけがしやすいか」といった点(自我が芽生えてから固定化される性格)ではないでしょうか?残念ながらこれらは生まれ持った個性とは違います。みなさんが知りたいと思われている性格のほとんどは生後3~4ヶ月齢の経験(子犬への接し方、しつけ、飼育環境)を基に形成されます。要はいかに飼い主さんと子犬が良好な主従関係を築けるかという点に懸かっているのです。

当サイトに掲載している子犬はほとんどが生後2ヶ月齢未満の子ですので、性格に関するお問い合わせは「自我が芽生えてから現れる性格」というよりも「生まれ持った個性」や「兄妹犬の中での個性」としてのお答えとなりますことをご了承ください。


Q10.犬種が〇〇で〇〇色の子犬を探しているので、条件に見合う子犬が生まれたらおしえてもらえますか?

A10.当サイトでご紹介出来る子犬はその時点で掲載されている情報のみとなります。誠に恐れ入りますが『ご希望条件に見合う子犬を探す』、『子犬が生まれたら個別にお知らせする』といったサービスではありませんのでご了承ください。


Q11. 子犬を予約したいのですが、どうすればいいでしょうか?

A11. ご予約は売買契約書にご署名を頂き、ブリーダーさんが定めるご予約金をお支払い頂いた時点で正式な予約となります。口約束での予約は受け賜っておりませんのでご了承ください。また、ご予約に際しては子犬見学が必要となります。詳しくはお問い合わせからお迎えまでのながれをご参照ください。

これから出産予定情報として掲載されている子犬のご予約を希望される場合も同様となりますが、まだお値段が決まっていない場合のご予約についてはブリーダーさんにご相談ください。


Q12. 子犬を見学したいのですが、どうすればいいでしょうか?また、親犬を見ることはできます?

A12. 子犬見学は原則として事前予約制となります。当日の見学依頼でも対応出来る場合もございますので、まずはご希望日をお伝えの上でご相談ください。(アポなしでの突然の訪問はご遠慮願います)

なお、当サイトでご紹介している子犬はそれぞれのブリーダーさんのお宅におりますので、一度の子犬見学で掲載中の子犬をすべてご見学頂けるものではありません。

もちろん親犬もご覧になれます。お母さん犬はお産直後のため見た目があまり良くない場合もありますが、その点はご理解くださいね…^^; 子犬は特に気性面において親犬に似てくる傾向が強いため、子犬見学の際にはそういった面を確認しておくとこれからの子犬の接し方に役立つかもしれません。また、子犬が離乳前の場合は子犬だけをご覧頂くと普段と違う状況に緊張してブルブル震えてしまうようなことがありますが、お母さん犬と一緒だとリラックス出来てより自然な姿をご覧になれるというメリットもあります。

ただし、既に離乳が完了している場合、親犬は別の場所で過ごさせている場合がありますので、親犬見学を希望される場合は事前にご確認頂いた方が確実です。なお、お母さん犬はブリーダーさんが飼育していても、お父さん犬は別のブリーダーさんが飼育している場合が多いためお父さん犬はご覧頂けない場合があります。

その他の詳細は子犬見学についてをご参照ください。


Q13.遠方に住んでいるため見学に行けません。見学せずに購入出来ますか?

A13. 誠に恐れ入りますが、一般のお客様(動物取扱業登録者以外)は見学なしで(実物を確認することなく)子犬をお迎え頂くことが出来ません。これは当サイト独自のルールということではなく、法律(動物愛護法)で定められたルールのため、個人ブリーダーからペットショップまであらゆる販売者に適用されます。すなわち日本国内のどの販売者からであっても、見学をせずにペットを迎える(購入する)行為は違法となりますので何卒ご理解ください。

この見学を必須とするルールは2013年9月1日に施行されましたが、当サイトではそれ以前から見学を推奨しており、遠方からも多くのお客様に子犬見学へいらして頂きました。私どもではこれから10数年間を共に過ごすパートナーを見究める手段として、子犬見学は欠かすことの出来ない最も重要な過程であると考えております。また、一度ご見学にいらして頂ければ後日空輸を活用したお引き渡しも可能となっておりますので、遠方にお住まいのお客様も是非子犬見学へお越し頂けますようお願い致します。


Q14. ○○県に住んでいます。近隣のブリーダーさんの子犬を紹介してもらえますか?

A14. 当サイトに掲載している情報はすべて提携ブリーダーさんのもとで生まれた子犬で、その多くは関東エリアのブリーダーさんとなっております。

当サイトはあくまでも掲載している子犬をご紹介するサイトであり、ブリーダーさんをご紹介するサイトではありませんので何卒ご理解ください。


Q15. 表示されている価格以外に必要な費用はありますか?

A15. 手渡しの場合は原則として税込みの表示価格のみです。

ただし、お引き渡し時期やお客様のご希望に応じて下記費用が発生する場合もございます。(ブリーダーさんによって対応が異なります)

■送料
子犬をお客様ご指定の場所(ご自宅、最寄空港等)へお届けする場合の送料(ブリーダー宅での手渡しとなる場合は不要)

■混合ワクチン接種費用
ワクチン未接種でのお引き渡しとなる場合、ワクチン代込みの表示がある場合などを除く


Q16. カード決済やスマホ決済による支払いは可能ですか?

A16. ブリーダーさんによって異なりますが、基本的にはカード払いやスマホ決済には対応していない場合がほとんどとお考えください。


Q17. 予約後のキャンセルはできますか?

A17. ブリーダーさんの判断に一任しておりますが、原則として正式なご予約(売買契約書へのご署名)を頂いてからのキャンセルはお受け致しかねます。また、ペット売買において正式なご予約後にお支払い頂きました代金の返金は出来かねる場合がほとんどですのであらかじめご了承ください。

子犬はこれから10数年一緒に過ごすパートナーとなりますので、安易なご予約(衝動買い)を避ける意味で予約申込書へのご署名をお願いしております。必ずご家族みなさんの同意を得てからご予約頂けますようお願い申し上げます。


Q18. ワクチンは接種済みですか?

A18. お引き渡し方法、お引き渡し時期、ブリーダーさんの方針によって対応が異なります。

混合ワクチン未接種の状態でお引き渡しとなる場合もございますが、お引き渡し方法が手渡しであれば未接種でもまず心配は要りません。(空輸の場合は接種後のお引き渡しが推奨されます)

当サイトでご紹介する子犬はペットショップで売買される子犬たちのように不特定多数の子犬たちが出入りする生体オークション(競り市)を経由しないため、伝染病に感染する可能性はほとんどありません。

そのため、混合ワクチンはお迎えから1週間程経ってから(新しい環境にじゅうぶん馴染んでから)動物病院にて接種して頂ければ大丈夫なのです。

「それで大丈夫なの?」と思われた方は少々長くなりますがワクチン接種についてをお読みください。


Q19. 子犬の受け取り方法は?家まで届けてもらえますか?

A19. 原則としてブリーダー宅でのお引き渡し(手渡し)になりますが、ブリーダーさんによってはご自宅までのお届けが可能な場合もございます。

また、遠方にお住まいで後日改めてお迎えにいらして頂くことが厳しい場合は空輸にて最寄空港までのお届けが可能な場合もございます。

ご自宅までのお届けや空輸についてはブリーダーさんによって対応が異なりますので、お問い合わせの際にご確認ください。


Q20. 子犬の空輸って大丈夫ですか?受け取り方法は?

A20. 大丈夫です。むしろ長距離を車で移動するのであれば飛行機の方が子犬への負担は軽くて済み、羽田空港からの直行便であればほとんどの地域(沖縄、離島を除く)は60~90分程度で到着します。

空輸がまったくストレスにならないとは言いませんが、機内で子犬が乗るスペースは客室と同等に空調(気圧、温度、湿度)が保たれていますので、飛行中は熟睡している子がほとんどです。

子犬のお引き渡しは生後2ヵ月齢前後からとなりますが、犬の生後2ヵ月齢は人間の体年齢に換算すると3才程度に値します。人間の乳幼児でも飛行機での移動ができるのと同じように、子犬も飛行機での移動程度なら問題ありません。

空港では専用カウンター(おもに荷物カウンター)での受け取りになります。受け取り時はカウンターに身分証明書(運転免許証など)を提示して頂くことになります。子犬はキャリーケース等に入って到着しますのでそのまま連れて帰ることができます。


Q21. 車で子犬を受け取りに行きたいのですが大丈夫ですか?

A21. 大丈夫です。移動中はキャリーケースなどに入れてフタを閉めるなどして中を暗くしておけばすぐにぐっすり眠ってくれます。2~3時間の移動時間でしたらまっすぐご自宅へ帰りましょう。

ただし、飛行機で移動する程の遠方からお越し頂くのであれば、より負担の少ない空輸でのお引き渡しをおすすめしております。


Q22. 血統書は付いていますか?

A22. ミックス犬(雑種)以外の子犬にはすべて血統書が付いております。ただし、特別な事情がある場合に限っては血統書をお付け出来ないケースも稀にあり、そういった場合はその旨表記しております。

そもそも血統書とは単なる家計図に過ぎません。“血統書があるから優秀犬”といったイメージをお持ちの方も多くいらっしゃるようですが、純血種であれば(=雑種でなければ)血統書があって当然なのです。また、純血種であるにもかかわらず“あって当然”の血統書を付けることが出来ない場合は、一般的な相場価格での売買対象となり得ないのがペット業界の常識でもあります。

血統書はさまざまな団体から発行されます。日本ではほとんどの血統書がJKC(ジャパンケネルクラブ)から発行されますが、JKCの他に日保(日本犬保存会)、JCC(日本コリークラブ)、PD(日本警察犬協会)、全猟(全日本狩猟倶楽部)、KC(日本社会福祉愛犬協会)をはじめとした数多くの団体があります。ほとんどの血統書は他団体への書き換え(登録変更)が可能ですが、一部互換性がないケース(例:KC登録からJKC登録への変更など)もありますのでご注意ください。

血統書は申請者であるブリーダーさん宛てにまとめて送付され、ブリーダーさんから各飼い主さん宛てに送付されます。ほとんどのブリーダーさんは生後2~3ヶ月齢に血統書の発行を申請するので生後3~4ヶ月齢までにはお手元に届きますが、親犬のDNA鑑定登録などイレギュラーな手続きが重なるなどの理由によりさらに1~2ヶ月を要する場合もございますのでご了承ください。


Q23. 万が一子犬が亡くなってしまった場合などの対応は?

A23. ご予約頂きました子犬はお引き渡しまで細心の注意を払って大切に育てていきます。お引き渡し前の子犬が体調を崩してしまった場合は、その状態をご報告した上でお引き渡しできる状態に回復するまで責任を持ってお預かり致します。仮にお引き渡しができなくなってしまった場合の対応はブリーダーごとに異なりますが、お支払い頂きました代金全額の返金を以ての対応が一般的です。

お引き渡し後の保証に関しましては、ブリーダーが定める売買契約書の内容に準じます。

お引き渡し前は元気いっぱいの子犬であっても、環境変化に耐えられず下痢、嘔吐等で体調を崩してしまうことは決して珍しいことでありませんので、お迎え後は余計な体力を消耗させないようゆっくりと休ませてあげてください。

お引き渡し後に発生する医療費に関しては原則として飼い主さんのご負担となりますが、近年はその医療費をカバーするペット保険が急速に普及しています。私たち人間の医療費と違ってペットの医療費は保険が適用されないため高額となり易いことに加え、愛犬の医療費が高額となった経験をお持ちの飼い主さんの多くが加入を希望されることから、ペット保険は積極的に検討すべきものとなりつつあります。


Q24. 子犬を迎えた後、しつけや飼育の相談はできますか?

A24. もちろんOKです。ブリーダーさんだけでなく、当サイトでもご相談を承っておりますので、お引き渡し前・お引き渡し後を問わず何か分からないことがありましたら遠慮なくご連絡ください。特にお引き渡し直後は最も体調を崩し易い時期です。緊急を要する場合はメールよりもお電話にてご連絡頂いた方が良いでしょう。